Q: 説明書にある「通常の壁紙において行われている薬品処理」というのは具体的にどんな内容ですか?
A: 「防火○級」の壁紙には難燃剤による処理が、また防カビ剤による処理が多くの壁紙において行われています。ビニル壁紙に置いては素材を柔らかくするために可塑剤の使用は不可欠であり、また発泡剤による処理が行われているものもあります。
Q: 防カビ剤を使用していないということは、カビが発生する可能性があるということなのですか?
A: カビの発生する可能性はあります。しかしカビの問題というのは、住宅の断熱設計や湿気対策、また住む人の生活の仕方に寄るところが多いと思います。最近の住宅は断熱設計が行き届いており、当社の壁紙にカビが発生したという例はほとんどありません。
Q: 織物壁紙は汚れが拭きにくいと聞いていますが?
A: 衣類と同じように考えて下さい。食堂など汚れがつきやすい所には色目の濃いものを選ぶ、と言うような工夫をされてはいかがでしょう。
Q: 通常の薬品処理をしていないということ以外に何か特長はありますか?
A: 表面をコーティングしていない織物壁紙には調湿性があります。昔の木や紙や土等の調湿性のある材料が使われなくなった今、使われる価値があると思います。
Q: この壁紙を使いたいのですが、具体的にどうすればよいのですか?
A: 新築では、設計をしてもらっている人(設計士、工務店、ハウスメーカー等)にこの資料を見せて下さい。必ず別紙の「設計をしておられる方へ」という資料をお渡し下さい。またリホームの場合は、リホームしてもらう業者さんにお渡し下さい。
Q: 価格表にある価格をもう少し詳しく説明して下さい。
A: 材料のみの定価です。これに施工費及び諸経費がかかります。その点については、工務店さんと十分に打ち合わせして下さい。またビニル壁紙よりも施工費に技術を要しますので、施工費もそれに見合う分はかかります。
有限会社 木 創
〒610−0253
京都府綴喜郡宇治田原町大字贄田小字船戸72−1
TEL.0774-88-4246 FAX.075-320-2886